商品、製品、半製品、仕掛品、原材料、貯蔵品などの総称を棚卸資産といいます。
● 棚卸資産の取得原価について
取得原価は、資産の取得のために支出した金額です。その算定は、資産の種類や取得携帯によって異なります。棚卸資産の取得原価は、購入対価に加えて付随費用(引取運賃、荷役費、運送保険料、購入手数料、関税、検収費、保管費など)の一部、または全部を加算して算定します。
生産品の取得原価は、適正な原価計算の手続きによって算定された正常実際製造原価をもって取得原価とします。
※付随費用の計算は、非常に複雑なものがあります。それぞれの企業の実情に応じ、収益費用対応の原則、継続性の原則、重要性の原則などを考慮して適正に決定する必要があります。
村山由美子税理士事務所
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