社会福祉法人会計

社会福祉事業の実施を目的に設立される社会福祉法人の会計をいいます。昭和51年に厚生省により制定された「社会福祉法人経理規定準則」に基づいて行われていました。 しかし、企業やNPO法人などの社会福祉事業への参入が認められるなど、社会の変化に伴い、平成12年に厚生省が「社会福祉法人会計基準」を制定しました。

●社会福祉法人会計基準について
社会福祉法人に対して、減価償却手続きなどの企業会計の手法を導入。
適切なコスト管理や経営努力の成果を把握するため、損益計算が導入されたことが特徴です。 また、法人全体の経営状態を把握するために、ひとつの会計単位に変更されました。